神山町 (渋谷区)
表示
神山町 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度39分51秒 東経139度41分28秒 / 北緯35.66411度 東経139.69108度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 渋谷区 |
地域 | 渋谷地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[2]) | |
人口 | 2,902 人 |
世帯数 | 1,814 世帯 |
面積([3]) | |
0.203162024 km² | |
人口密度 | 14284.17 人/km² |
郵便番号 | 150-0047[4] |
市外局番 | 03(東京MA)[5] |
ナンバープレート | 品川 |
ウィキポータル 日本の町・字 ウィキポータル 東京都 ウィキプロジェクト 日本の町・字 |
神山町(かみやまちょう)は、東京都渋谷区の町名。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示実施済区域。
地理
[編集]東京都渋谷区の南西部に位置する。町域内西部一帯は山手通り(東京都道317号環状六号線)に接し、これを境に富ヶ谷二丁目に接する。北部は富ヶ谷一丁目に接する。東部は井ノ頭通りに接し、これを境に渋谷区神南になる。南東部は渋谷区宇田川町に接している。南部は渋谷区松濤に接している。南西端は目黒区駒場にも接している。吉田茂、麻生太郎の居地。外国大使館や日本放送協会 (NHK) 関連会社も多い。
-
西側はほぼ平坦である(ニュージーランド大使館前の道路)。
-
東側は旧宇田川に向かう斜面となっている(同じ道路の東側、白洋舎前)。
歴史
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 1,834
|
2000年(平成12年)[7] | 1,970
|
2005年(平成17年)[8] | 2,216
|
2010年(平成22年)[9] | 2,191
|
2015年(平成27年)[10] | 2,642
|
2020年(令和2年)[11] | 3,024
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 935
|
2000年(平成12年)[7] | 1,086
|
2005年(平成17年)[8] | 1,225
|
2010年(平成22年)[9] | 1,379
|
2015年(平成27年)[10] | 1,801
|
2020年(令和2年)[11] | 1,951
|
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年3月時点)[12]。
番地 | 小学校 | 中学校 | 調整区域による変更可能校 |
---|---|---|---|
4~42番 | 渋谷区立神南小学校 | 渋谷区立松濤中学校 | |
1〜3番、43番 | 渋谷区立富谷小学校 | 渋谷区立上原中学校 | 渋谷区立神南小学校 渋谷区立松濤中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]町域内に鉄道駅はないが、代々木八幡駅・代々木公園駅・神泉駅・渋谷駅・原宿駅が近い。
道路
[編集]主な道路
[編集]- 井ノ頭通り - 東端を通る。
- 山手通り - 西端を通る。
- 神山通り - 井ノ頭通りのやや西側を並走している。富ヶ谷、神山町、松濤を縦貫している(北側では「富ヶ谷一丁目通り」、南側では「オーチャード・ロード」と呼ばれる)。一方通行路で、路線バスも通るが、歩道はない[注釈 1]。00年代に奥渋谷(奥渋)として知られるようになり、来訪者が増えている。
遊歩道
[編集]- 宇田川遊歩道 - 旧・宇田川の跡地を遊歩道としたもの。井ノ頭通りと神山通りの間を通る。歩道は神山町南端で終わるが、そのまま進むと宇田川交番前に至る。
高速道路
[編集]-
神山通りの南端
-
神山停留所
-
神山町換気所
-
富ヶ谷出入口
祭・催事
[編集]事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
- 事業所数 : 258事業所
- 従業員数 : 5,811人
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 189
|
2021年(令和3年)[14] | 258
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 4,676
|
2021年(令和3年)[14] | 5,811
|
施設
[編集]大使館
[編集]宗教
[編集]- パーフェクト リバティー教団(PL教団) - 東京中央教会およびPL病院東京診療所
- 道会 - 本部および附属松村幼稚園
-
PL教団施設(右の建物が診療所、左が教会の門)
企業等
[編集]- 第三共同ビル(白洋舍ビル)- 白洋舍営業所やNHKエンタープライズ本社[1]、NHKメディアテクノロジー本社などが入居している。
- 第六共同ビル - NHKグローバルメディアサービス本社が入居[16]。
- NRビル - NHKプロモーションが入居[17]。
- 渋谷クレストンホテル
かつて存在した施設
[編集]-
旧・民主青年会館(2010年に取り壊し済み、撮影は2009年)
管轄等
[編集]警察
[編集]消防
[編集]-
渋谷消防団第十分団
日本郵便
[編集]当地でロケを行ったドラマ
[編集]ゆかりの人物
[編集]出身者
[編集]居住等
[編集]出来事
[編集]- 渋谷暴動事件 - 神山町東交差点付近に殉職警察官の慰霊碑がある。当時は神山派出所があった。
- 麻生邸見学ツアー逮捕事件
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 路側帯はある
- ^ ただし高速道路内は警視庁高速道路交通警察隊の管轄
- ^ 神山町26-2。渋谷消防署富ヶ谷出張所からほど近い
- ^ a b c d e f g 吉田茂は、関東大震災翌年から神山町の牧野伸顕邸隣に居住し、1928年田中義一内閣外務次官就任以降は、永田町の有栖川宮威仁親王邸跡(現内閣府庁舎界隈)の外務次官官舎に居住した。1930年駐伊大使就任以降の留守宅は麻布笄町の西竹一男爵邸、帰任後は赤坂台町の旧楠田男爵邸を借り、退官後の1939年、永田町の麻生太賀吉邸(樺山資紀邸→三菱銀行会長串田萬蔵邸→昭和金融恐慌以降1930年から麻生太賀吉邸)と神山町の自邸を交換し居住した。1944年以降は大磯町に居住した(「家系図」と「お屋敷」で読み解く歴代総理大臣 昭和・平成篇 竹内正浩 実業之日本社 2017年7月21日発売)。
出典
[編集]- ^ a b “アクセス”. 株式会社NHKエンタープライズ. 2018年4月10日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月20日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “神山町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “住所別通学区域一覧”. 渋谷区. 2024年1月20日閲覧。
- ^ “金王八幡宮例大祭のお知らせ”. 神山町会. 2023年8月31日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “アクセスマップ”. 株式会社NHKグローバルメディアサービス. 2018年4月10日閲覧。
- ^ “会社地図”. 株式会社NHKプロモーション. 2018年4月10日閲覧。
- ^ “宇田川交番”. 警視庁 (2018年2月28日). 2023年8月31日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
- ^ 麻生太郎財務相がご近所に建つ「三木谷御殿」に苦虫顔の理由 NEWSポストセブン 2014年1月29日